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徳川家康も滞在したという日本屈指の温泉リゾート都市「熱海」

そして、「熱海の海岸」と言えば、尾崎紅葉の「金色夜叉」の舞台です。

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熱海の海岸にある「貫一・お宮の銅像」

貫一、お宮は小説「金色夜叉」の登場人物です。
あらすじを ざっとご紹介します。

金色夜叉(尾崎紅葉)あらすじ

高等中学生の秀才、貫一と下宿先の美しいは許婚(いいなづけ)でした。
周囲からはその二人の未来をうらやましく思われていたほどでした。

ところが、宮は、銀行頭取の息子富山唯継にカルタ会でみそめられ、自分の美貌におごり、金に憧れ、求婚に応じて貫一との結婚を破談にしてしまいます。

貫一は悲しみ、憤り、熱海の海岸でお宮を貫一が蹴り飛ばし、別れます。

復讐のために、貫一は学業をやめ、高利貸しになる一方、お宮も幸せに暮らせずにいる、という小説です。

 

尾崎紅葉はこの小説を完成させないまま執筆中に亡くなりましたが、死後、構想メモが発見され、それをもとに、映画、ドラマ、舞台などで大ヒットしました。

 

来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」という台詞はとくに有名です。

金色夜叉歌詞

熱海に寄ろうか、と主人に相談したところ、歌い出したのが金色夜叉の歌です。

♪あたみ~の海岸 散歩~す~る~、 貫一 お宮のふたり~づ~れ~♪

その後は 何度歌っても チ~マ~キ~ たべたべ か~さ~ん~が~ ♪
と続きます。

そこで、歌詞を調べてみました。

熱海の海岸散歩する
貫一お宮の二人連れ
共に歩むも今日限り
共に語るも今日限り

僕が学校おわるまで
何故に宮さん 待たなんだ
夫に不足ができたのか
さもなきゃ お金がほしいのか

夫に不足はないけれど
あなたを洋行さすがため
父母の教えに従いて
富山一家に嫁(かしず)かん

如何に宮さん 貫一は
これでも一個の男子なり
理想の妻を金に替え
洋行するよな 僕じゃない

宮さん必ず 来年の
今月今夜の この月は
僕の涙で くもらせて
見せるよ 男子の意気地から

ダイヤモンドに目がくれて
乗ってはならぬ 玉の輿
人は身持ちが いちばんよ
お金はこの世のまわりもの

恋に破れし 貫一は
すがるお宮を つきはなし
無念の涙 はらはらと
残るなぎさに 月さびし

歌が頭から離れず、いざ貫一お宮の銅像に!

熱海に着いてからというもの、頭の中で ♪あたみ~の かいが~ん 散歩~す~る~♪ という歌詞がグルグル回っています。

夏休みに入ったこともあって、コロナ禍ですが、海岸は賑わっていました。

海岸を上がって道路側に貫一、お宮の銅像がありました。

今の時代だと、DVで訴えられそうです。

私と主人は子どもたちに煽られて、現代風にこんな写真を撮ってみました。

 

ホテル アカオ

熱海の海岸、商店街を満喫した後、ランチはホテルアカオに行きました。

海のすぐ側、山手に建っているホテルで、レストラン[ボヌール」からの眺めが素晴らしいです。

ピアノがあって、店内のインテリアもおしゃれです。

今度また熱海に行くことがあれば、ぜひ宿泊してみたいホテルです。

HOTEL AKAO

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