2月の三連休を一日前倒して家族で城崎温泉に行ってきました。
宿泊は大江戸温泉物語城ノ崎です。
途中、ランチをとったのが舞鶴若狭自動車道の西紀(ニシキ)サービスエリアです。
フードコートのカツ丼780円でした。
山陰海岸ジオパーク玄武洞
まず立ち寄ったのが玄武洞です。
玄武洞ミュージアムの駐車場から見た景色
雪が積もっていて美しい景色です。
貸し長靴100円、という張り紙がありました。
歩き始めると、雪道の坂が続き、借りておけばよかったと後悔することになります。
160万年前の噴火で露出した岩石です。
柱状節理の美しさ
溶岩が冷える時に5角形や6角形の柱状の割れ目ができ、これを「柱状節理」といいます。
侵食、隆起によって姿を現したこの美しい柱状節理は古くから観光地として人々の目を楽しませていたようです。
この洞窟は人々の採石によりできたものです。
玄武岩は柱状節理で割りやすいのです。ところが一つ一つは重く頑丈な石なので、家の土台や漬物石などに利用されてきたようです。
「玄武洞」、「玄武岩」のいわれ
江戸時代後期の儒学者の柴野栗山がこの地を訪れ、この洞の岩石が作り出す摂理の形や断面の模様から 中国の妖獣「玄武」を連想し「玄武洞」と命名したそうです。
そして、明治17(1884)年、東京帝国大学の小藤文次郎博士が、「玄武洞」の名前にちなんで、岩石を「玄武岩」と名付けました。
つまり、「玄武岩」が採掘できるから「玄武洞」になったのではなく、「玄武洞」にある岩石に「玄武岩」という名前を付けたということです。
青龍洞、白虎洞、北朱雀洞、南朱雀洞
大正以降に観光用に名付けられた青龍洞、白虎洞、北朱雀洞、南朱雀洞などがあります。
青龍洞
北朱雀洞
雪が降ったあとに行かれる方は長靴を借りられることをおすすめします。😉
大江戸温泉物語
大江戸温泉物語を予約するに当たり、ポイントの貯まる楽天トラベルなど他の旅行サイトも検索しましたが、一番お得に泊まれるのは公式ホームページでした。
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浴衣の種類が豊富
1階フロントフロアにサイズが豊富な色とりどりの浴衣が収納されていて、客室に行く前に自由に選んで持って上がることができます。
館内での移動や食事はもちろんのこと、この浴衣の上に貸してもらえるどてら(コート)を着て外湯めぐりに出かけることができます。
客室
4人では十分の広さ、川側のお部屋です。
お布団は最初からセットして写真のような状態でセットされていました。
7階から見下ろしたダイニング会場
この価格でこのクオリティと種類の多さに家族一同満足のビュッフェでした。
食事に夢中でお料理の写真を撮るのを忘れていました。
ライブキッチンのサーロインステーキ、ローストビーフ おいしかったです!!
温泉
収容人数の割にこじんまりした大浴場です。
外湯がたくさんあるので、大きなお風呂は必要ないのでしょう。
朝、夕で男風呂と女風呂が入れ替わり、2種類の浴場が楽しめます。
外湯めぐり
翌朝、朝ごはんを済ませてから外湯めぐりに行きました。
湯巡りバスは頻繁にホテルから循環しています。
外湯の料金はチェックインのときに 「外湯めぐりパス」がもらえるので無料で宿泊翌日15時まで外湯めぐりができるとのことです。
フロントでキルティングのどてらとカラフルなかごと下駄を貸してもらえました。
真冬の2月です。浴衣の下にヒートテックの上下を着てるとはいえ、キルティング地のどてら一枚ではさぞ寒いことだろうと思っていたのですが、案外寒さは感じなかったのはやはり温泉のおかげだったのでしょうか。
温泉に入った後、角のカフェでバスの時間待ちをしました。
御所の湯
南北朝時代の歴史物語「増鏡」の中に、後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯されたと書かれていることから、「御所の湯」と名付けられています。
まんだら湯
道智上人が一千日の間、八曼陀羅経(はちまんだらきょう)というお経を唱え続けたところ、満願し霊湯が湧き出したそうです。
その仏縁から「まんだら湯」と名付けられ、昔から建物は唐破風様式となっています。
豊岡のかごバッグ
玄武洞ミュージアムでも見かけたのですが、いろんな素敵なかごバッグがおみやげとしてショーケースに並んでいました。
調べてみると、このあたりに自生しているコリヤナギを利用した豊岡杞柳細工(とよおかきりゅうざいく)は西暦27年から始まり、国の伝統的工芸品である柳のかご細工だそうです。
現在では、おしゃれなデザインでファッション的要素をもった柳バッグとして皇室でも愛用されているそうです。
かごバッグ、欲しくなりました。
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